
「カルダノエイダ(ADA)」は、超大物の銘柄として知られる暗号資産(仮想通貨)です。
2021年11月現在における時価総額ランキングでは6位となっています。
1万種類を超える通貨の中でトップ10入りしている時点で、大物銘柄であることを疑う余地はありません。
目と鼻の先には、ランキング1位に君臨するビットコインや、アルトコインの王様であるイーサリアムが見えています。
そんなカルダノエイダは、2021年に10倍を超えるほどの急上昇を見せて、世界中の話題を集めました。
そして記事タイトルにあるように、アフリカとの関連性を深めており、ニュースに事欠かない状況です。
今回は、そんな大注目の「カルダノエイダ(ADA)」に関してくわしく解説していきます。
この記事を読むことによって、
- カルダノエイダ(ADA)の成り立ちや特徴
- カルダノエイダ(ADA)の強みはなんなのか?
- カルダノエイダ(ADA)に将来性はあるのか?
こういった点について分かるようになりますので、ぜひじっくり読んでいってくださいね^^
カルダノエイダ(ADA)とは?
正確に言うと、「カルダノ」と「エイダ(ADA)」は別の言葉です。
「カルダノ」は、ブロックチェーンのネットワークを意味します。
以下、「カルダノチェーン」と呼んでいきます。
ブロックチェーンについてのくわしい解説はこちらです↓
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ブロックチェーンについては、PCやパソコン同士が接続されたネットワークをイメージすると理解しやすいです。
↓ブロックチェーンのイメージ図
そして、このカルダノチェーンの中でやり取りされるのが、通貨の「エイダ(ADA)」です。
通貨のエイダ(ADA)は、カルダノチェーンで送金等の処理を行う際の手数料として使われます。
カルダノエイダの成り立ちや特徴について
カルダノチェーンが生まれる前から、ビットコインやイーサリアムのブロックチェーンが世の中へ普及していました。
しかし、ビットコインやイーサリアムには「送金が遅い」とか「手数料が高い」といった問題点があります。
そういった問題点を解消するために生み出されたのが、先ほど話したカルダノチェーンです。
ビットコインやイーサリアムよりも優秀なカルダノチェーンを使って世の中を変えるために、カルダノエイダは進み続けています。
そして、そんなプロジェクトを提唱したのは、イーサリアムの開発にも関わっていたチャールズ・ホスキンソンさんです。
彼が日本の大阪に滞在していた時に、知人と一緒に「日本版イーサリアムをつくろう」と計画したのが起源となっています。
実は、カルダノエイダは日本生まれのプロジェクトだったんですね。
その後2015年にプロジェクトがスタートし、2017年にカルダノチェーンとエイダ(ADA)が生まれます。
プロジェクトの推進は、彼の会社であるIOHK(アイオーエイチケー)、Emurgo(エマーゴ)、カルダノ財団という3つの組織が協力して行われました。
これらの組織が協力して、カルダノチェーンが世の中へ普及すればするほど、手数料のエイダ(ADA)の需要が高くなり、値段が上がるという構造です。
元々は、エイダ(ADA)をオンラインカジノで使うという構想があったため、【エイダ(ADA)=カジノ】といったイメージを持つ人もいるみたいです。
ですがカジノの計画は中止となり、いまではカルダノチェーンを様々な分野へ適用するプロジェクトとして世界へ広がっています。
ここから先は、以下のように言葉を使い分けていきます。
- プロジェクトのことを指す場合
⇒カルダノエイダ - ブロックチェーンのことを指す場合
⇒カルダノチェーン - 通貨のことを指す場合
⇒エイダ(ADA)
カルダノエイダの強みは世界規模のマーケティング力
カルダノエイダの強みは、なんといっても幅広いマーケティング力です。いくらカルダノチェーンが優秀だとしても、世の中で使われなければ意味がありません。
使われなければ、エイダ(ADA)の値段が上がることもないはずです。
そんな中カルダノエイダは、世界中の大学や大企業との提携を進めることで名を知られていきました。
いくつか例を挙げると、
- 日本の東京工業大学との共同研究
- 日本のスマートホン会社SIRIN LABSとの提携
- シンガポール国内での法人を設立
- 米ワイオミング大学へ研究開発ラボを設立
- アフリカのエチオピア政府との提携
- 韓国のモバイル決済サービスであるメタップスプラス
- インド国内でブロックチェーンの教育事業を開始
- etc…
時価総額ランキングトップ10に入るだけあって、マーケティングの範囲も尋常じゃなく広いです。
文字通り「世界中で」、カルダノエイダのマーケティング活動が進められています。
数あるマーケティングの中で、僕が注目しているのがアフリカでの活動です。
2030年、2040年と時代が進んでいく中で、「経済の中心がアフリカに移り変わっていくんじゃないか?」と考える人が増えているからです。
2020年代の段階でアフリカで活動することによって、カルダノエイダがさらに発展するきっかけになるんじゃないかと予想しています。
カルダノエイダは、アフリカの国家であるエチオピア政府と提携し、高い技術力を国の発展に提供しています。
具体例を挙げると、カルダノチェーンを使って国内のコーヒー品質の保証を行う計画が立っているとのことです。
エチオピアで扱われるコーヒー豆に不純物が混じっていないかどうかを、ブロックチェーンの技術で保証するというものです。
これはほんの一例であり、他にも多くの用途でカルダノチェーンの技術を使うことが期待されているのです。
カルダノエイダの将来性は?
カルダノエイダは、将来的に今よりも多くの国や地域で使われ、需要が増えていくと考えています。
理由は、ここまで話してきた解説の通りです。カルダノエイダが途中で失速して、プロジェクトが中止になったりすることは想像できません。
カルダノエイダは、高い技術力と高いマーケティング力によって、多くの価値を世界へ提供しています。
今のペースでプロジェクトが発展していけば、通貨のエイダ(ADA)はますます価値が高まっていくはずです。
ただし将来性が高いとは言っても、実はビットコインと比べれば「ハイリスクハイリターンである」という側面もあります。
どういうことかというと、ビットコイン以外の通貨(通称アルトコイン)は値動きが激しくて、一気に損失が増えたりする可能性もあるからです。
暗号資産に慣れた中級者ならば問題ないのですが、初心者の人が最初にエイダを選ぶのは少しハードルが高いかもしれません。
あれこれ手を出すよりは、まずビットコインを買うのがベストだと思います。詳しい売買のやり方やどうすれば利益が出るのかについて、僕の無料メール講座のほうで詳しくお話ししています。
メールアドレスだけで受講できるので、ぜひそちらをチェックしてみてください。
まとめ
今回は、超大物の銘柄である「カルダノエイダ(ADA)」について解説しました。
時価総額ランキングのトップ10に入るような通貨は、さすがにやってることの規模が違いますね(^_^;)
一つ一つの銘柄を細かく知っていくと、カルダノエイダのように深い背景があるのが分かると思います。
この記事を通して、カルダノエイダや暗号資産に対する理解・興味が深まったのであれば嬉しく思います。
他にも有名な通貨については、ブログ内の「アルトコイン」関連記事で紹介しているので、もしよければ見てみてください。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました^^